スペイン語ガイドayitaの備忘録

ガイドのことを中心に、語学や旅行のことも書きます。

ツアー行程が分かったら確認すること(前編)

今日はツアーの詳細がわかったら、私が確認していることについてお話ししたいと思います。今回は前編。

 

まず、メールで旅行会社からツアーの詳細が届きます。どこまで詳細かは旅行会社によりますが、例えばこんな感じです。

 

日時:11月1日

人数:大人5人、子供(4歳未満)1人

国籍:メキシコ

集合場所:9時に大阪(梅田)のホテルでお客さんとミート

周る場所:金閣寺清水寺祇園

解散場所:17時に京都(四条河原町)のホテル

入場料:含む

JRPass、SUICA:あり

 

これに例えば、お客さんは建築に興味がありますとか、グルテンにアレルギーがありますといったような情報があることもあります。

 

このような詳細を見て、私なら以下のことを確認してみます。

 

・11月1日は休日か、平日か。

これで公共交通機関のダイヤの確認ができますし、万が一にも周る場所がその日に閉まっているとか、時短営業しているということがないかも確認できます。

また、周る場所の近くでなにかイベントをしていて面白そうであれば、少し寄ってみることもできるかもしれません。

 

・人数は子供あわせて6人。

FIT(個人旅行)のお客さんとしては人数が多いので、例えば、

タクシーに乗る場合は、2台に分かれないといけないな

小さな子供がいることも考えれば、3世代での旅行かな

ペース配分に気を付けた方がいいかな

といったことを考えます。

 

・メキシコ人

スペイン語のガイドをしていると、メキシコ人とスペイン人のお客さんによくあたります。あとはチリやアルゼンチンのお客さんがたまにといったところでしょうか。

メキシコのスペイン語を知っていれば、よりコミュニケーションが円滑にすすみます。私はあまり知らなかったので、お客さんとの会話の中で少しづつ勉強しています。メキシコに行ったことがあれば、それも話のタネになり盛り上がります。

 

・集合場所は大阪

ホテルの場所は重要です。どこにあるかはもちろんのこと、どこの駅が近いか、周りに説明したら面白そうなものがあるかなど確認します。

また、これは自分の反省も踏まえてですが、下見にいく場合はホテルの場所だけでなくて、実際にフロントの場所まで確認するようにしています。ホテルによっては入口やフロントの場所が少し分かりにくい場所にあることもあるので、パッと見つからないとパニックになります。実体験です(^^;)

 

いかがでしたか。続きは次回~。